B群は移り気がポイント

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B群に分類されるパーソナリティ障害に見られる行動には演技的な部分があります。しかも移り気なので行動に一貫性がないのが特徴です。分類には演技性パーソナリティ障害。自己愛性パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害があります。これらの中で境界性パーソナリティ障害の治療を限定的に行なっている精神科もあり、B群の中では境界性パーソナリティ障害が最も身近であるといえます。

境界性パーソナリティ障害を発症するのは確率的に女性が多いとされています。この病気は自己のイメージがとても不安定で、気分や行動、対人関係もそれにつられて不安定な状態が長期に渡っている傾向にあります。私達は自己同一性を成長するにつれて獲得し、安定した意見や言動をしていくことになりますが、境界性パーソナリティ障害ではそれができません。その結果対人関係も一定のコミュニティでできなくなり、あちこちでいろんな関係を築くことになります。一見して派手な対人関係で華やかにみえますが、ドラマチックな関係になってしまうので安定を恐れその実関係を断たれることに恐怖心を抱いてしまいます。現実と夢との区別がつかないというのも境界性パーソナリティ障害の名前の由来ともいえます。症状がひどくなると自傷行為に走る場合もあるので直ちに治療しなければなりません。この治療に関しては抗うつ剤を利用して気分の落ち込みに対処します。精神療法もとても大事で、行動療法で自分の行動や思考のパターンに気づくことを行ないます。

B群のその他の分類は以下の通りです。演技性パーソナリティ障害には人の耳目を集めるために演技がかった行動に走ります。感情的で外見を極端に気にします。派手で感情表現も豊かなので友人や知人はできやすいですが関係性が一時的に終わってしまいます。反社会性パーソナリティ障害が最も周囲が気をつけるべきパーソナリティ障害で、男性に多くみられる病気です。欲しいものがあったとしたらそれをどんな手段を使っても手に入れようとします。アルコールや薬物依存にはしる傾向にあるのが反社会性パーソナリティ障害を直ちに治療すべき理由です。

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